私は昔から化学が好きで、環境問題にも関心がありました。世の中の役に立つような研究職に就きたいと思っていたときに出会ったのがムラカミです。家族や大学の先輩からは会社の知名度を重視するように言われていましたが、ムラカミは非常に安定性・成長性が高く、安心して勤められる会社であることと、仕事のやりがいや会社の雰囲気に惹かれたことを説明し、今では応援してくれています。現在は、太陽電池の電極を印刷する版づくりに携わっています。太陽電池向けの製版はムラカミの重要な事業の一つであると同時に、環境問題解決への糸口になると考えています。より良い技術を開発するという目標を持ち、日々の仕事に取り組んでいます。

「太陽電池」「ソーラーカー」など、私の関わっている仕事の一部について報道で目にすることがあり、そのようなときは自分の仕事がとても誇らしく感じられます。私の貢献度はほんのわずかなものかもしれませんが、世界全体の課題である環境問題に関われているので、やりがいは十分です。常に進歩する分野であるため、日々の勉強が重要で大変に感じることもありますが、強い使命感を持って前向きに取り組んでいます。学会への参加や世界中の論文・技術資料に触れる機会も多く、時には十分に理解しきれていないこともありますが、自分の理解度が上がっていることを実感したときには、成長を感じられます。

今後の目標は、やはり環境問題や社会へ貢献できる技術を開発することです。会社は、ビジネスの成功や利益を出すことが目的であり最優先なのですが、ムラカミはその目的を果たしながらも環境問題に貢献できる可能性があることがとても魅力的です。将来的には、メーカーとのコラボレーションや連携などにより、太陽電池をさらに普及させることも可能だと思います。そのためにもムラカミという会社のチカラを強化していくことは欠かせません。私自身も日々の勉強や研究などを通じて力をつけて、いずれは環境問題に効果的なプロジェクトを立ち上げ、成功させることを夢に描いています。