ムラカミの強み

基盤技術力 「スクリーンマスク」と「感光材」を自社開発する世界のトップメーカーとして

「スクリーンマスク技術」と「感光材技術」のコンビネーション

スクリーンマスクに要求される規格・品質は、お客様がスクリーン印刷を利用してつくる製品の規格、種類、用途などによってさまざまな違いがあります。また、用いるインキ、生産設備、印刷環境などもお客様ごとに異なります。
こうしたなか、お客様のご要望に100%お応えするためには、スクリーンを選定し、お客様に合ったオーダーメイドのスクリーンマスクを製造する高い技術力が不可欠であり、そのカギを握るのはスクリーンマスクを構成する主要材料である感光材の開発技術力です。
ムラカミは、創業以来、独自の感光材の開発・製造に注力し、その性能と生産量において世界でもトップクラスの実力を誇る感光材メーカーとしての地位を築いてきました。㎛(マイクロメートル)単位の印刷を可能にする「スクリーンマスク技術」と「感光材技術」、この2つの技術のコンビネーションがムラカミの独創性を支えています。

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技術開発力 プリンテッド・エレクトロニクスの未来を高度な技術力でサポート

プリンテッド・エレクトロニクスの未来を担う
「電気・電子デバイスの微細化と多様化」を技術力でサポート

近年、IT・エレクトロニクス業界では、電気・電子デバイス製品の微細化(小型・軽量・薄型化)が急速に進んでいます。同時にお客様の使用するインキ、印刷体・印刷環境・印刷形状の多様化も進んでおり、マスクメーカーが自らの使命を果たすためには、印刷物が「ただ細い」「ただ小さい」を実現するだけではなく、お客様の印刷工程において、いかに精度高く、いかに経済的に生産できるかを実証することが重要なファクターとなっています。
スクリーンマスクは、スクリーン(メッシュ)と感光材の組み合わせという一見単純な製造方法を用いてつくられますが、その奥は深く、積み重ねてきた経験と技術、ノウハウがあってこそお客様に満足していただける製品をご提供できます。
㎛(マイクロメートル)の世界で培ってきたナレッジを活かして、ムラカミはエレクトロニクス産業のさらなる発展に貢献していきます。

スクリーン印刷によるデバイス形成例

太陽電池
太陽電池は、太陽の光エネルギーを吸収して直接電気に変えるエネルギー変換器のことをいいます。この太陽電池で最も大量に生産されているのがシリコン系太陽電池(結晶系)です。太陽電池は、太陽の光が当たることで、電子(マイナス)と正孔(プラス)が発生し、それぞれが表面と裏面の電極に引き寄せられます。この電極の形成のためにスクリーン印刷が使われています。太陽電池セルを、高い生産効率、低コストで製造するために、スクリーン印刷は不可欠な技術となっています。
タッチパネル
抵抗膜方式が主流だったタッチパネルは、スマートフォンなどの普及で静電容量方式が急速に拡大しました。この静電容量タッチパネルの電極形成に不可欠な技術がスクリーン印刷です。さらなる細線化が要求されるタッチパネル電極印刷において、これまでスクリーン印刷では100㎛が限界と言われてきましたが、近年の技術革新により50~30㎛までが印刷可能な領域となりつつあります。スクリーン印刷技術の進歩はタッチパネル製造の低コスト化と多種多様な用途への広がりを可能にしています。
積層セラミックチップコンデンサ
積層セラミックチップコンデンサは、携帯電話、パソコンに代表される電子機器の小型・軽量化に大きな貢献を果たしています。この積層セラミックチップコンデンサを陰で支えている技術がスクリーン印刷です。スクリーンマスクを用いて誘電体シートの上に金属ペーストを印刷し、これを数百枚から千枚以上重ね合わせることで積層セラミックチップコンデンサがつくられます。今日主流となっている0603サイズ(0.6×0.3mm)の積層セラミックチップコンデンサは、もはや肉眼では外観を確認することができないほどの小ささです。

研究開発体制

千葉分室R&Dセンター

ムラカミの事業は大きく以下の3つに分かれており、それぞれの事業に専門の技術スタッフを配置しています。
『R&Dセンター』では、個々に専門性をもつ技術スタッフが相互に連携し、刺激し合う環境づくりを進めることで、最大限の成果を追究しています。

概念図

研究開発センター

スクリーン印刷の用途は、捺染から電気電子部品の印刷まで多岐にわたっています。
スクリーンマスクの材料は「枠」「スクリーンメッシュ」「感光材」から成り立っており、印刷の再現性を決定づけるのは感光材の性能にかかっているといっても過言ではありません。
さまざまな分野で最適な印刷結果が得られる感光材を開発・製品化することが研究開発センターの使命です。

お客様のニーズに合った感光材の開発を日々行っています。

さまざまな分析実験機器を用い、高品質な感光材の研究開発に取り組んでいます。

高い専門知識を有する研究員がお客様のご要望に応えます。

技術部(製造技術・品質技術)

近年急成長を遂げた太陽電池やタッチパネルなど、電気電子デバイスへの機能性印刷では、これまで以上の高細線化・高精度化だけではなく、安定した品質の提供という要求が高まってきています。
技術部では、スクリーンマスクの高機能化や工程改善を行う「製造技術」と、安定した品質を追求する「品質技術」を両軸として、ムラカミのモノづくりを支えています。

さまざまな印刷対象物に最適な版仕様を追究しています。

工程の改善により、より良い製品をお届けできるよう研究を行っています。

専門スタッフが、より安定した品質の製品をご提供できるよう対応しています。

商品技術部

ムラカミは、海外子会社ネットワークを活用してスクリーン印刷に必要な多様な資機材を取り扱っています。商品技術部では、これら商品の新規開発から、分析・評価・クレーム対応まで幅広い業務を行っています。
ムラカミの製品と商品の組み合わせを通じて、またお客様からのご提供品を含めて、お客様の目線に立った最適な印刷が可能となるよう、トータルコーディネート力の強化に努めています。

お客様からの貴重なご意見・情報を、日々精査し商品の改善・開発に活かしています。

スクリーン、スキージ、感光材などさまざまな商品の分析を行い、最適な商品をご提供します。

ムラカミの商品・製品、お客様のご提供品を組み合わせた製版評価、印刷評価に積極的に対応しています。

井上春成賞の受賞

ムラカミは、1985年に「PVA-SBQ系感光性樹脂(高精度スクリーン印刷用感光材料)の開発とその企業化」に成功したとして、第10回井上春成賞を受賞しました。
当時、スクリーン印刷用感光材料は重クロム酸、ジアゾ樹脂などが主流でしたが、これら感光材はポットライフが短く、二液性で販売する以外ありませんでした。一方、工業技術院(現産業技術総合研究所)で開発されたPVA-SBQ系感光材料のポットライフが長いことに着眼し、その特徴を活かした一液型感光乳剤の製品化に成功し、お客様で感光材を混ぜるという煩わしさがなくなりました。また、重クロム酸、ジアゾ樹脂と比べて露光時間が大幅に短縮できるなどの優れた性能を有するなど、画期的な感光材料として、世界中のスクリーン印刷業界から高く評価されました。

井上春成賞について

「井上春成賞」は、新技術開発事業団の創立15周年を記念して、工業技術庁初代長官でもあった井上春成氏が日本の科学技術の発展に貢献された業績に鑑み、昭和50年に創設された賞です。
 賞の対象は大学、研究機関などの独創的な研究成果をもとにして企業が開発、企業化した技術で、かつわが国の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したもののなかからとくに優れたものについて研究者および企業が表彰されます。

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グローバル展開力 グローバルに事業展開するエレクトロニクスメーカーの皆様の期待に応えます

お客様の近くに開発・製造拠点を設け、ともに課題を解決、量産化までをサポート

ムラカミは早くから海外に目を向け、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国のお客様へスクリーンマスク、感光材、スクリーン印刷用資機材を提供してきました。 近年では精度と短納期を要求される電子部品、太陽電池パネル、タッチパネル向けの事業を強化しており、お客様の近くでスクリーンマスクを製造し、提供することで、お客様が抱える多様な課題をともに解決し、量産化をサポートするグローバルな対応力を磨いてきました。
海外に生産拠点を設けるお客様が、母国の工場で生産するのと同様の感覚で材料を調達できるように――ムラカミはこれからも海外展開を推進するお客様の強力なパートナーとして、皆様の期待にお応えしていきます。

グローバル・ネットワーク

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